根拠も確信もなにもない。 あるのは自分の正しいか正しくないかすら微妙な『人間の感情らしきもの』。 この時代に、目にも見えないものを信じるなんてあり得ない話だろう。 でもどうしてか、この思いがぼくの『ココロ』に熱を与えてくれる。 目に見えなくて具体的な形もなく、抽象的な説明でも表せない、やっと気付いた未熟な感情。 ぼくはユアに『恋』を、しているのかもしれない。