【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


分からないことを、聞いてるだけ。
教えて欲しいだけなのに。



ロボットのぼくはこんなに感情の理解に苦しんでいるのにヒトはどうやってこの感情を操作しているんだろう。

不思議でならない。




体育館裏へ向かう途中、ユアとチヒロが跡をつけていたのは知ってた。


ふたりは、なんせ声がデカい。
アレじゃバレバレだよ。



ぼくが告白されてるのを見て、心底楽しそうにしているユアたちを見て何故か妙にイライラした。