「そ、某の唇はそんな安くないであります……あ、ゴリラとすればいいであります、むふふふふ…」 ……ダイキと? そうか、その考えはなかったかもしれない。 AM8:37 ダイキが登校してきた。 ぼくはチヒロの元を離れダイキの席へと向かう。 ちなみにチヒロはスマホを構えながら後ろをついてきた。 「おーっす、桜小路」 「うん。ねぇダイキ」