なら、チヒロだったら……? ぼくは自分の席から立ち上がり、チヒロの元へと向かう。 「チヒロ」 「おはようであります朔哉boy」 「キス、してもいい?」 「あぁそれくらいならお安いごよ…………って、ファー!?きっ、キスぅ!?」 一瞬でコロコロ表情が変わるチヒロは何だかいつものユアみたいで面白い。 「……?結局いいの、ダメなの?」