【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


「大体ぼくはキミと会ったのも今日がはじめてだしキミのデータはひとつもない。

キミも同じでしょ、それなのにキミがぼくを好きだなんておかしいと思わない?」


「う…だ、だって、私……」


「そもそも、なんなの恋って。人を好きになるって……一体なに?」



見たこともない朔哉サマを見て、背筋がゾクッと震える。


美しくて博識で、少し厳しいときもあるどやっぱり優しくて……

そんな私が知ってる彼とは、なにか違う。