【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


「好き、だからなんなの。キミは一体ぼくになにを求めてるの、それをぼくに言ってキミはどうしたいのさ」



「え、と……私は、桜小路くんと、お付き合い…できたらいいなって…」



女の子の言葉が、語尾に近付くほど小さくなっていく。




「そもそも、ぼくには恋するという機能はついていないし。だから、キミの好きがどういうものかわからない」



畳み掛けるかのように朔哉サマが早口で続ける。