【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


……もしかしたらオーケーすることもあるのかもしれませんが、まぁ朔哉サマのあの様子を見る限り可能性は低いかと。


近くの草むらに身を低くして潜め、遠くからふたりの様子を見守る。


「……聞こえます?千博ちゃん」


「少し遠いですな。もう少し寄るであります」



なんだか、漫画の主人公にでもなった気分です!

乙女ゲームでも、こういうシーンはたまに………




「わ、私……桜小路くんのことが、その……」



「…テンプレートみたいな告白ですな。そんなんじゃ生温いであります!」