「あんなこと…いくら朔哉サマが執事をしてくれていて浮かれていたとしても軽はずみにしてはいけない、ですよね。 本当にごめんなさい!」 ベッドの上で謝る、なんて礼儀がなってないって思う人もいるかもしれない。 でも、今じゃなきゃ。 これから朔哉サマと気まずくて話せなくなるかもしれないし。 それだけは、嫌だと思った。 どうしてかはわからないけど、すごく嫌なの。 朔哉サマは私の大好きなキャラで私の嫁で……でも、それ以前に目の前にいる彼は、大切な友達だから。