【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


「…じゃあ、キスして欲しいです」


朔哉サマが少し驚く。
でも、それはほんの一瞬。


朔哉サマは私の頬を両手ではさみ、私の目を見る。


綺麗な瞳だな……
瞬きをせず、ただ近づいてくる彼をぼーっと見ていた。


そして……




チュッ


それは、すぐに離れて。


彼が鼻と鼻がくっつきそうな距離で私を見つめる。


これでいいの?
……そう言われてる気がした。