【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


「…どうなんだよ」


「……朔哉サマのことは好きです。でも…」


「でも?」


「私、三次元で恋するつもりなんてありませんから」


セーブもロードも、やり直しが効かない恋なんて。


選択肢がないデートなんて。


私には、できないよ。


そう言った私に、大樹さんは少しだけ切なそうに笑った。


二次元のことなら、ほとんどわかるけど。
どうしてそんな顔するの……?