【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


特に当てもなく走って辿り着いたのは、校舎の端の方にある第二パソコン室。


第一パソコン室が新しく作り直されたから、もうここを利用する人は少ない。


幸いなことに鍵はかかっておらず、中に入ってドアを閉める。


「はぁ、はぁ……」


走って乱れた呼吸を整えていると……



ガラッ


「お前見た目によらず足早いのな。つ、疲れた…」



「えぇ、大樹さん!?」



ここまでつけてくるとかもはやストーカーの域ですよ!?