【完】ロボ☆コイ~私が恋した彼はロボット!?~


わかるんですか、そう言おうとして振り向くと思いの外近くに大樹さんの顔があった。


「って、ち、近いですっ!」


恋愛のドキドキではなく、驚きで心臓がバクバク言ってる。


「へーえ、高丘ってこれくらいで顔赤くすんだ?」


「いや、ちが……ほんとにびっくりしただけです!」


びっくりのしすぎで顔に熱が集まってきただけですっ!


もう、付き合ってられないです。



おい、どこ行くんだよ!なんて言ってる彼を残し、教室を出る。