いきなり話を振られた朔哉サマは、SPCから顔を上げ千博ちゃんを見る。


クラスの人たちも何を言い出すんだとばかりに、口々に話しはじめる。


そういうのを無視してさらに千博ちゃんは声を張り上げる。



「絶対絶対執事喫茶なのです!!これはもう決定事項でありますからな!」


ち、千博ちゃん……


今日の千博ちゃんは、いつにも増して強引で人の話を聞かないですね。


普段はこういう行事事には反対なのに、どうしたんでしょう。