携帯フケータイ。

……カッコイイ。

見直したぜ、おっさん。

俺はおっさんをまじまじと見た。

「おじさんカッコイイですね」

心を込めて言うとおっさんは顔をくしゃくしゃにして笑った。

俺は来年大学を卒業するけど、できたらこんな風に誇りを持てるような仕事につこう。

おっさんの雰囲気にはとても似合わない、男性アイドルグループの軽快な音楽をBGMに俺は一人心に誓った。