仕方ないから俺も、道の端っこから理由を叫ぶ。 「道にー迷いましたー」 あぁー?と、おっさんは耳に手をあてる。 「だから、道にー迷いましたー」 それでも聞こえなかったらしく、おっさんは俺に向かって走り始めた。