恋セヨ乙女


『ここだよね!』

えれなが勢いよく扉を開ける。

『あ、こんにちはー!』

中にはすでに数人の男の子たちが
座っていた。

「こ、こんにちは…」

私は人見知りの為
少し緊張してしまった。
うわ…緊張するよ、これ…

『イケメン揃いじゃん!』

えれなが小声で興奮気味に言う。

『私的にはそうでもないよ?』

夏奈子は極度のメンクイ。
やはり評価は厳しいようだ。

「と、とりあえず、座ろうか」

私たちは3人並んで座った。