奏人「おまたせ！これが俺の愛用のヴァイオリンだ！」
とても輝いていて、新品のように見える。
花音「これは新品？」
奏人「いや、7歳の時からずっと使っているヴァイオリンだよ。」
虹歌「えっ、めっちゃツルテカに見える！」
奏人「そりゃ、毎日欠かさず磨いてるからさ！まぁそんなことはおいといて、演奏の準備するからそこにある椅子に座って。」
そう言われて私達はすぐ後ろに置いてあったいかにも高級そうな椅子に座った。
奏人君は床よりも段差が高いステージのようなところに行った。
奏人「じゃあまずは俺のヴァイオリンから披露する。次は楽音寺、よろしく。」
花音「うん！」
そう言った後、奏人君はヴァイオリンを奏で始めた。
…曲は有名なクラシックだった。
奏人君のヴァイオリンの音色は、包み込むような優しいメロディだった。
とても気持ちが入っていて、聴いていて落ち着いた。
これが奏人君が奏でるヴァイオリン…
とても素敵で、気に入ってしまった。

―そして演奏終了。
円「久しぶりだな…奏人のヴァイオリン聴くの。やっぱお前のヴァイオリン最高だわ。聴いてて気持ちが和らぐ。」
花音「私も円さんと同じことを思いました。聴いていて落ち着くし、包み込むようなメロディで、私気に入っちゃいました！」
虹歌「ミスタッチもなかったし、気持ち入れて弾いてたのが伝わってきた！これからもがんば！」
奏人「３人とも、ありがとう！
じゃあ、次は楽音寺のピアノで終わろう！」
虹歌「花音頑張って！」
私はステージのようなところに行き、ピアノ椅子に座り、準備を整えた。
花音「では、弾きます。」