―そして近くのレストランに着いた。
虹歌「これ美味しそー!っあ、これなんかもいい!全部食べたーい!」
あいかわらず虹歌は食いしん坊だ。
花音「虹歌、少し落ち着こうよ…」
円「そうそう、1人でうるさいよ」
虹歌「うるさくて悪かったわね…!」
…あれ?なんか今嫌な予感がした気がしたけど…
さっきの奏人君のセリフに似ていた。
“こんな家に住んでて悪かったな”に…
奏人「楽音寺?どうした?」
花音「え、あ、ちょっと考え事してて…あれ、あの二人は?」
奏人「おばかペアは先にレストランの中入ってったぞ。俺らも入ろうよ。」
花音「…そうだね。」
虹歌って…
もしかしたら…
虹歌「うちはこれにしようかなー…
ねぇ、花音は何にすんのー?」
花音「に、虹歌と同じのでいいかな…」
虹歌「そっかぁ!気合うねぇ!
んで、神山と梅園はどうすんのー?」
奏人「俺はもう決めた。」
円「どれにしよーまぁ安いやつで…」
奏人「せっかくみんなでレストランに来たんだ。今日くらい贅沢しようよ…」
円「いや、あまり俺の家豊かじゃないからさ…」
奏人「じゃあ俺が出すから…」
円「あ、いいよいいよわかったいつもより贅沢するから…」
私と虹歌は半分呆れながら聞いていた。
虹歌「神山はよ決めんかい!!!」
ナイスツッコミ。
円「ういっす。んじゃこれでいいわ」
虹歌「やっと決めたか…んじゃ頼むよいい?」
花音「ええ」
奏人「うん」
円「おう」

そして、レストランの注文ボタンを押した。