―私は心をこめて弾いた。
奏人君が奏でるヴァイオリンに負けないくらいに。
そして、私は弾いていて思った。
これはとても高級なピアノ…
どうしてこんなにも高級なピアノが奏人君の家にあるのか…

そして演奏が終わった。
虹歌「さすが花音!前よりも上達してきてると思うよ!」
奏人「そうだな…表情も明るくて良かったと思う。」
円「二人ともほんとにすごいわ…」
花音「えへへ…ありがとう。
それにしても、こんな高級そうなピアノが何故奏人君の家にあるの?…あ、いや別に答えなくても…」
奏人「それはな…」