「…えっと…

空いてる、けど…」





芽留ちゃんの勢いに押され、しどろもどろになりながら答えた。





「ほんと!?」

「う、うん…」

「やったぁ!なら明日は芽留と一緒に過ごそう!?」





嬉しそうに芽留ちゃんが見せてきたのは、とあるパンフレット。



そのタイトルは…





「『骨董品展覧会?』」