『…ピアス?』

『うん、きらきら光ってる!』





やけに大事にされてるピアスに食い付いた紗絢は、目を輝かして身を乗り出した。



耳を見ようとグッと縮まった距離に飛鳥は柄にもなく息を呑む。



きらきら光るのは紗絢の目だと。