俺を嫌いになればいい。






酔いが回ったのか、口もよく回る。


よく喋る自分を嗤笑した。





「…お前の勘違いだろ、紗絢ちゃんはお前のことを好いてる」

「…」

「…随分とあの子の目、見てないだろ。あの子の目は確実に“恋”をしている目だった」





紗絢の、目?



…知るか、そんなの。



いつからかアイツと目を合わせることすら避けてきた。