俯き、E組の下駄箱の前で立ち竦むわたしは、端から見れば変だと思う。



校庭からは部活に励む生徒の声が響いてくる。



放課後を楽しもうとする声が時折聞こえてくるのに、わたしだけは動かない。



力が籠り、手に持つ手紙がグシャッと歪む。