「ふふ、そうだね。ならわたしは飛鳥君のママになる」 「…っざけんな」 「ん?」 「…お前みてえな世話焼きな母親要らねえよ」 少しショックだった。 イヤ、かなりショックだった。 母親気分で頭を撫でている途中にそう言うことを言われたら気が滅入るよ…。 思わず蜂蜜色の髪を撫でていた手が止まる。