ショコラノアール~運命の恋~

さっきまで、絶え間なく話していた彼女は目を瞑って、

そのまま押し黙ってしまった。


しばらくの沈黙の後、

ポロリと涙をこぼした。


「たくさん泣いたの。


 たくさん泣いて、沢山困らせた。


 その上、呼吸みたいな状態になっては、

 もっと困らせた。


 学校も行かなくなった。


 何度も陽君が呼びに来て、

 何日か言ってはまた行かなくなっての繰り返し。





5歳上のお姉ちゃんはがんばってちゃんと学校も行ったし

家のことだってしたんだよ。

 お姉ちゃんだって辛かったのに、

パパだって辛かったのに、

私のせいなのに、


……



ずるいの私、


……


私のせいだったのに」