ショコラノアール~運命の恋~

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気がつくと、

白い空間にいた。


「目が覚めた?」


え?


「なお君?」


「びっくりした、突然救急車の中から電話貰って

一番に入れてくれたんだね。

過換気症候群って、過呼吸って言うんだろ?

大丈夫?」


なお君の伸ばした手をパンとはじいた。

「しのちゃん?」


「なお君嫌い!なお君なんて嫌いだもん!」


スライドドアがスラッと開いて


「目が覚めたのね」


入ってきた女の子はさっきのなお君と話をしていた子だった。

「驚いたわ、ふっと見たら道の向こうで、

 倒れてる人がいたから。

 ごめんなさい。

 携帯勝手に見せてもらって連絡しちゃった。」


「あ、そうなんですか」


きれいな人だ、はきはきしてて私なんかより明るい感じで、

嫌だ、自分と比べてる。


「あの。あなたが詩信さん?
  
 なお君の彼女?」





あわててなお君を見上げると、


「うん。俺の彼女になってくれた。河原詩信さん」

と言って照れた顔して言った。


「この人、友達の、あ?知り合い?」

「そう、ちょっとした知り合いの南条葉月です。

 はじめまして。

 男の純情の、お相手の顔見られて光栄だわ」


よろしく~と、

握手をされて、

私はポカンと二人を見比べた。