「優太!!いつまで寝てんの!?

遅刻するよ?」


ガバッと布団をまくってもグッスリと寝ている優太。


こっちの気もしらないで!!

毎日、このガキ、

菊地 優太

を、起こしている私。


今野 花



もぉ、

あんた、受験生でしょ?



そう思いながらも気持ちよさそうに寝ている優太を、見てしまう。




ほっんと、キレイな顔だな。


肌なんかぷるぷるで白くてスベスベ。

顔だって整ってて。



まぁ、属にゆう

イケメン

って、やつ?



まぁ、
イケメンには変わりないんだけど、

私にとってはやっぱり普通の年下幼なじみ。


と、ゆうか弟?



そう、優太のキレイな寝顔を眺めていたら

急に腕を引っ張られた。




そう、


寝ているハズの優太に。