「………は、反則ですよ」 あまりの格好良さに言葉もでない。 「なに?俺に惚れた?」 寝起きだからか、佑真は意地悪だ。 「…………………知らない」 私はプイ、とそっぽを向いた。 なぜ、朝からこんなにも疲れているのやら。 意味が分からない……。