数分して優美が戻ってくる。
優美の後に続いて、大輔先輩。その後に、
佑真。
「今回は、ホントにすまねぇ」
と、大輔先輩が謝ってきた。先輩に謝れるなんて経験初めてだから、戸惑う。
「あのっ、謝らないでくださいっ!別に大丈夫でしたし…」
「…そ、か。んじゃ、2人の時間作ってやっか。な、優美?」
「そーだね!頑張れ、蒼空!」
「ちょ、えっ!?」
あっという間に優美達は去っていった。
き、気まずい。
何も、喋らない。
と、思っていたら、佑真が口を開いた。
「大丈夫か?」
「う、ん。ありがとね?」
「い、や。別に大したことしてねぇよ」
「それでも、ありがと」
と、笑う。
それに吊られて佑真も笑った。
格好いい。


