私、フラれました。

「ごめんな…真矢…」


先輩は私のことも気にしてくれているようだ。


「あれ?亮介、その子誰?」


真矢と呼ばれていた彼女らしき女の子が私に気づいた。


「こ、こんにちは…2年の相沢凜音です。」


ちょっとビクビクしながら、ペコッと頭を下げた。


「ふーんで、亮介とどんな関係?」



真矢さんの表情が少し曇った。


言えない。言えないよ~…


彼女さんらしき人に、亮介先輩にフラれました~何て言えない!!!




「えっと……」


私がモゴモゴしていると、真矢さんの表情がもっともっと怖くなってくる。


亮介先輩も少し困っているようだ。



どうしよう……













『亮介センパーイ!!!』




不意に背後から声がした。