泣く心【本編】

虎「慎ちゃん、いたよー!」


健「お、やっと来たか」


慎「ん?何かあったのか?」



それぞれ遊んでいるようだったが、幹部中心に一部が集まっているようだった



麗「それがねー…って類ちん!いたんだってか、その格好なに?」



夏目は湊川を見るなり、訝しげな視線を向ける



舞「…どうしたの?類…水着は?」



湊川は俺の後ろにいるから、俺にも視線が突き刺さる


…まずいな



慎「こいつは泳ぎたくないんだと。まぁ、気にしないでやってくれ」



麗「せっかくあたしが選んであげた水着だったのにー…気に入らなかったの?」



類「そんなこと…」



またいつもの雰囲気になってきた…

止めないと…



麗「なんかごめんねー、余計なことしちゃって」


舞「麗奈!」


麗「えー、あたしが怒られんの?」




俺が止めるより早く、田原が声を上げた



健「そんないじけんなって。あいつは水着を着てても着てなくても一緒だろ?」



麗「まぁ、泳がないんならねー」



舞「二人とも!」


麗「えーなにー?」



二人は一応、湊川をフォローしているつもりらしいが…


全然、出来てねー…


むしろ言い方が悪すぎる


もっとストレートに水着、着てなくてもいいよとか言えば…



舞「そんな類も出来る遊びがあるんでしょ?」



麗「そうそう!類ちんが水着着てなかったのは予想外だったけど、別に関係ないしね!」



慎「なんだよ?」


皆、ニヤニヤしてこっちを見る