「おっ邪魔しまーす!」



麗香の明るい声がした



「うらら、いる?」



「…うん」



麗香が入って来る



「元気ないね…どうした?」



麗香が頭を撫でてくれる



「あのね…」



私は麗香に朝から晩までのことを話した



「ふーん。悠君、行ったねぇ」



怪しく笑った麗香



「それで?うららはどう思ったの?」



どうって…



あっ!そうだ!



「最近、なんかドキドキしたり、胸が痛くなったりするの」