幼馴染みに恋してます!!!!!

無事に体育祭も終わった






帰り道、悠ちゃんの姿が目の前にあった






「悠ちゃ…」





声をかけられなかった





悠ちゃんがあの公園の前に立ち止まってたからだ






悲しそうなその表情はこの前と同じだった





あの公園で何が…?





分かりそうで分からないそのなぞ





「よう、うらら」





ふと気が付くといつもの表情をした悠ちゃんがいた





「悠ちゃん」




ああーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!





「あああ頭、撫でてもらってない!」





「分かった、撫でてあげるから」





そう言って悠ちゃんは優しく笑った





あれ…?




心が…今、跳ねた?




悠ちゃんの手が延びてきたから私は慌てて目をつぶった





その方が気持ちが良いんだ





頭に悠ちゃんの手が乗る





…と





唇になにかが触れた