幼馴染みに恋してます!!!!!

ガチャ




「誰もいない…」




そういいかけたとき




霜月君の手が延びてきて私のほほに触れた




「かわいい顔してるね」




はい!?




「食べたくなちゃうよ」




「いやいや、私、食べ物じゃありません」




煮るの?焼くの?蒸すの?




「ふうん、なかなか純粋で面白いやつだな…」




霜月君、声変わってますよ?




「あ、あの…」




言おうとすると唇に人差し指が置かれた




霜月君がニッコリ笑う




「それ以上言ったら殺す」




ひいっ!!怖いよ!この人重要指名手配者だよ!お巡りさん、ヘルプミイ!




「面白いね君」




霜月君がゆっくり立ち上がる




「食べごたえありそうだし…これからよろしくね、うららちゃん」




嫌やわーーーーーーーーー!!!!!!!!!!



って、なんで私の名前を知ってるの?




「有名人だよ?」




え…




ええええええええええーーーーーーーー!!!!!!!!!!