「はぁ……」







俺は、ベットの上で、ため息をついた








ふっと、窓を見た







「……はっ?」










俺は、窓から見た光景に、思わず声をあげた









何だよ、あれ









何で…うららと飛鳥が、抱き合ってんだよっ!









そう怒鳴りそうになって、俺は、自分を押し止めた









そんなこと言う資格、俺にはない









けど、うらら









『私、いつまでも、悠ちゃんのことが好きだから』










っていうのは、嘘だったのか?









俺は、深々とため息をついた









そして、まだ、うららのことが好きな自分を、本気で恨めしく思った