反対に首をまわすと、悠ちゃんの寝顔があった






どうして、ここに…?







「ん…あ、うらら、起きたか」









悠ちゃんはゆっくり起きた









「どうして…?」









「お前倒れたんだよ」








久しぶりの悠ちゃんとの会話だった









「誰がここまで…」








そう言うと、悠ちゃんは照れ臭そうにそっぽを向いた









話をできて嬉しいのに、諦めなくちゃいけないと思うと苦しかった








「俺」









悠ちゃんが…?