幼馴染みに恋してます!!!!!

「ちょっと、行ってくるね?」






私はその日の夜、飛鳥と待ち合わせしたロビーに出掛けた






ロビーには、人がいなく、飛鳥だけが端に座っていた







「飛鳥…?」








私が近づくと、飛鳥はやっと顔をあげた








「夜遅くにごめん」







「いや、いいんだ」







私は飛鳥の隣に座った







重い沈黙が流れた








ふと、悠ちゃんの笑った顔が頭に浮かんだ







それと、同時に胸が締め付けられる








悠ちゃん…会いたいよ…







私の目から涙が溢れた







ぽろぽろと、涙が落ちてくる







飛鳥は私を優しく抱き締めた







そして、頭を撫でてくれる







「飛鳥…あのね…?」







私は、飛鳥にすべてを話した