幼馴染みに恋してます!!!!!

「しょうがないんだ」





俺は、うららの寝顔を見た






天使のような寝顔だ







また、それを見ている鳥井飛鳥の表情も柔らかだ







あの二人の間に、俺が入る隙間もない






「俺は、傷つけたんだ」







渡辺は大きく目を見開いた







「傷つけ…たの?」







「俺は、うららの傍にいてはいけないんだ」






「……」







俺と渡辺は、それから一言も話さなかった