「いやだ」
さっきのあなたはどこへ行ったの?と聞きたくなるくらい、
優しい声。
後ろにある温もりは優しい力で私を相変わらず抱きしめている。
どうしてあなたは――私の望む態度で私に接してくれないの?
どうしてそんなに優しいの?