ポケットの中で携帯が震えた。

取り出して着信名は妹からだった。

「何か用?」

『お姉ちゃん!!修弥さんが今病院に入って行った!!』

「えっ?修弥は2年前に亡くなったのよ。なのに生きてるはずない…。」

『いや!絶対そう!!今から言う病院に来て!』

「わかった。」

電話を切ると急いで私服に着替えた。