「ぁ、音楽うるさかった?」 「いや…別に何もないけど、私も…その音楽好きだからずっと聴いていただけ。」 「そうなんだ。」 自分のヘッドフォンを羽山に貸した。 「ありがと。」 「どういたしまして。」 笑ったら羽山の顔は夕日のせいなのか顔が赤く染まっていた。