男子1人のシェアハウス


「何笑ってんの?まぁいいや後でね!」

手を振って自分の指定席に座った。

『次は800m走です。』

あっ、次は休みだ。
800mがどんなのか見ていたら菜々が楽しそうに最後の列に並んでいた。

男子と女子はバラバラで先に男子が走った。

男子の中に知り合いがいないか見たら龍平がダルそうにでも先頭を走っていた。
そして女子がスタートした。

俺の全力ダッシュ並みの速さで菜々は余裕そうに同じブロックの人に手を振っていた。

色々な種目を終え、昼休み。

両親が海外に居ることを知っている龍平は昼飯を一緒に食べようと言ってくれた。