『よーい!ドン!!!』 周りからキャーッなど聞こえたけれど今は前のネットをくぐるのに精一杯だった。 ネットをくぐり抜け次はハードルジャンプ。 走っていくとテニスボールをバドミントンのラケットで運ぶ。 そして一位でゴールした。 優の様子も確認したら二位だったみたいでとても悔しそうだった。 「仕方ない!男子に勝てるわけない!!」 とか意味が分からない言い訳をしている優を見ると自然と笑顔になった。