その隙に着崩した制服を整えた。 「あれー先生奥から物音聞こえるんですが誰か居るんですか?」 「ぃ、居るわけないだろ!!」 「図星かよ。」 ドンっと音がして上を見上げたら坂本がビックリしていた。 「お前大丈夫なのか?」 「まぁ、うん…。」 本当は怖かった。 「でも、本当に大丈夫だから!!!」 「無理して笑うな。」 私の思いとは違い坂本は真剣だった。