男子１人のシェアハウス

俺の意志。翔太

放課後になると早速山本さんに電話した。

近くのカフェで会ってくれるとのことで待ち合わせより早めに席に座った。

待ち合わせ時間ピッタリに山本さんが来た。

「待ったか？」

「全く待ってません。」

「そうか。」

山本さんは席に座ると珈琲を注文した。
「あの…」

「なんだ。」

「シェアハウスのことで話したいことが。」

「で、何だ？」
「ありがとうございます。まず、シェアハウスのルールを破ったことに謝ります。すみませんでした。」