真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【上】




彼女達が言っているのは、十中八九“あの出来事”のことで。



胸の中が、ムカついてきてしょうがない。



…部外者のくせに。

なにも、知らないくせに。



自分たちの事を棚に上げて、こんな時だけ善人ぶるなんて、どれだけずる賢く生きれば気がすむんだろう。



募るイライラに、我慢ならずギャル三人を睨めば、私と目があった瞬間三人は慌てて私から視線をそらした。




もちろん、三人は私にビビってるとかそういうのじゃない。





私と目を合わせちゃ駄目って言うのがこの学校の暗黙のルールだからだ。







──正確に言うと、私はこの学校ではいない存在にするっていうルール。






これもいつの間にか出来上がっていた、暗黙のルールだけど。