「可愛く奢るって…。違いますぅ、女子は可愛く、奢られるんですぅ」 「俺のまえでその方式は成り立たねぇ」 「何様だあんたは」 「お日様だ俺は」 「なら今すぐ宇宙に行ってください地球が滅びる」 ぐ、と言葉につまってる茜を見て、ドヤッという顔をする。 勝った…! ただ、そう思ったのは一瞬で、思いっきり睨まれて大人しく椅子に座った。