やっぱ、龍騎さんって私のこと分かってるなぁ。
なんとなく心が暖かくなって、私はまた顔に笑顔を浮かべた。
飲んでいたメロンソーダが無くなって、時計をみると11時くらいになっていた。
いい時間かな、と立ち上がる。
「じゃあ龍騎さん、かえるね」
「おう、帰り気をつけろよ」
「もっちろん、わかってる」
そう言って、バーを後にした。
家に帰って、ベッドに入って今日のことを振り返る。
今日は、なんて言うかすごかったな。
青嵐と久しぶりに喋ったって言うのもあるけど、茜と朝陽さんにこんなに心を許してしまっているのがほんとうに不思議だ。
…やっぱりわたしが前より弱くなったってことなの、かな。
そんなことを考えているうちに、わたしは眠りに落ちた。



