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*伽耶side*
日向が曲がって行って見えなくなった後、「今日の日向可愛かったなぁ」とか呟いてるうざいお兄ちゃんをビンタして、歩く足を止めた。
「…あれ?どうした伽耶ちゃん?」
爽やかな笑顔であたしを振り返る朝陽さん。
そんな朝陽さんに気づいたのか、みんなも足を止めてあたしを振り返った。
朝陽さん、あたしが止まったことに最初に気づくなんてさすが周りのことよくみてるな。
そんなことを考えながら、あたしは今日あった出来事を頭の中に浮かべて口を開いた。
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