でも、めちゃめちゃ胸キュンしちゃったのは確かだ。
色合いも、ギンガムチェックも、どっちも大好きだし。
フリルで可愛い上に私のスモールな胸を隠せて一石二鳥だし。
一応、一通り水着見てみよう。そういった伽耶に頷いて、置いてある水着を一緒に見ていく。
「わっ、みてこれも可愛い!」
後ろを歩く伽耶にむかって、振り返り声をかけた。
けど、私はその直後凍りついた。
さっきは気づかなかったけど、男子物の水着と女子物の水着を分けるところに大きめの胸くらいの高さで、横にながい板が一枚、置いてあった。
そこ一面に貼り付けてあったのは、
──────海の写真。
なんの変哲もない、その写真。
でも、私を動揺させるのには十分すぎた。
「──ぁ」



